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あなたがいたから 45の独立書店をめぐる旅|相田冬二
¥1,980
映画の劇場用パンフレットに寄稿した101篇の作品評を収録した『あなたがいるから』という本を自費出版した相田冬二さんが、『あなたがいるから』を置いている全国の書店を訪問した記録エッセイ。 自ら全国の書店に足を運んで積極的に独立書店に関わってきた著者が感じたこと、語ってきたことが率直に綴られています。 文日和もここに登場します。
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傷病エッセイアンソロジー 絶不調にもほどがある!
¥1,540
生きていれば、予期せぬ苦難に見舞われることがある。 心も体も、いつも健康でいられるわけじゃない。 孤独や不安、思わぬ心境の変化や、誰にも言えない気持ち―― 病気や怪我に直面したときの心模様のリアルを、15名の書き手が綴った。 生きることの痛みと希望を映し出す、傷病エッセイアンソロジー! 【目次】 上坂あゆ美 起きてしまったことはどうしようもないから 金川晋吾 繊細な私の胃 尾崎大輔 明るくなっただけだった 堀道広 鎖骨の思い出(漫画) 鳥井雄人 血、恐い こだま せっかく病気になったので 星野文月 骨折と婚約 武田砂鉄 サボってるって思ってるみたいよ 碇雪恵 1997年8月11日 中村一般 歯医者ビビリが外科手術で親知らずを抜いたレポ(漫画) 三田三郎 人間的な「悪意」の気配 小原晩 ぬう 玉置周啓 玉置 いとうひでみ 心のゆくえ(漫画) 飯村大樹 おいしそうな怪我 『傷病エッセイアンソロジー 絶不調にもほどがある!』 2025年10月17日 初版第一刷発行 サイズ 165mm × 110mm イラスト・題字 堀道広 装丁 飯村大樹 企画・編集 尾崎大輔 星野文月 発行 BREWBOOKS 印刷・製本 モリモト印刷株式会社
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【サイン入り】なんでそんなこと急に言うん?|奥村真帆
¥1,320
『なんでそんなこと急に言うん?』著者サイン入り みずみずしく、温かみのある穏やかな文章で書かれたエッセイ本が生まれました。エッセイと対になっている短歌もまた心地よく胸に入ってきます。装丁もとてもかわいいですね! 以下、著者による紹介です。 〜くすっと笑えてぎゅっと切ないエッセイ&短歌集〜 一度しゃべりはじめると止まらない著者がいろんな記憶をあれこれ語るレトロかわいいエッ セイ&短歌集です。書き下ろしエッセイ25篇と各エピソードに関連する短歌84首を収めまし た。 幼い頃の思い出、好きなもの、きらいなもの、得意なこと、苦手なこと、うれしかったこと、楽しかったこと、切なかったこと、出会った人々や風景、ままならないけれどたまに面白い気もする日常、なんでこうなったんやと自分でもよくわからない人生......。 話したくてうずうずしていた大切な思い出や笑い話を詰め込みました。 本の大きさ:A6(文庫本) ページ数:242頁 著者:奥村 真帆 装画・挿絵:奥村 真帆 デザイン:はちみつちひろ(小月デザイン) ■奥村 真帆 富山県富山市出身、沖縄県那覇市在住。執筆・編集を軸にフリーで活動中。SNSでは文章や短歌、絵を発表している。好きな食べ物は甘味とカレー、好きな乗り物は路面電車と飛行機とモノレール。
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【サイン本】ミシンは触らないの|中前結花
¥1,870
作家・山崎ナオコーラさん、絶賛!! デビュー作『好きよ、トウモロコシ。』が大反響の中前結花、待望の第2作。 不器用で不格好なわたしを"だいじょうぶ"にしてくれた言葉を集めたエッセイ集。 凸凹で傷つきやすい、やさしいあなたへ送る一冊。 <書籍概要> 出会ったばかりの人にもらったラブレター、母の涙とともにかけられた言葉で思い出す後悔、できないことばかりで苦しんだときに光をくれた友人の言葉。 読めばきっと、明日を生きる力が湧いてくる。持ち前のあたたかくやわらかかつユーモラスな筆致で「忘れられない言葉」をまとめたエッセイ集。 装丁は、話題作を多く手がけるブックデザイナー 名久井直子氏が担当。
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納得できる唐揚げのために
¥1,650
読めば読むほど、唐揚げが食べたくなります…。 「人の数だけ、唐揚げの物語がある。」 大阪の本屋さん「本のすみか」さんがおすすめしたい+お世話になっている書き手の方々に参加していただき理想の唐揚げに出会えるヒントのような本を作りました。 書き下ろしのエッセイ・小説・短歌が収録されたアンソロジーです。 【もくじ】 ・「唐揚げ奮闘記2025」/ 佐々木里菜 ・「さよならの日のからあげ」/ 磯村柚依 ・「あの台所、あの唐揚げ。」/ 中前結花 ・「紫陽花と唐揚げ」/ 幸若希穂子 ・「大戸屋・鶏のおろし唐揚げ定食660円 」/ チヒロ(かもめと街) ・「ちき・ちき!」/ 加賀田優子 ・「ささやかでいて、ジューシー 」/ 佐伯いちか ・「時価の誘惑」/ リモ ・「ワニは呼吸している」/ 谷脇栗太 ・「胃袋の輪郭」/ まつさかゆう ・「納得できる唐揚げのために ――あとがきに代えて」/ 小林晴奈
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いいことばかりは続かないとしても|大崎清夏
¥2,090
山にも、街にも、悲しみの先にも。どこにだって発見はある。自然と芸術を求めて旅する最注目詩人の、〈生への祈り〉と〈センスオブワンダー〉に満ちた傑作エッセイ 祝・萩原朔太郎賞受賞! いま最も注目される詩人・大崎清夏の、旅と暮らしとことばの軌跡。 熊のいる山奥・湘南の海辺・震災後の能登半島・知床の雪原・ハンセン病資料館・ヴェネチア・そして古今の文学と映画と芸術の中まで――〈自然=力=詩〉を探して、どこまでも。 すみかも、生活も、人間関係も、 何かが変わってしまっても、柔らかい力強さをもって生きてゆくために。 「いいことばかりは続かないとしても、あくまでも軽妙に、明るく、希望をもって。(…)どんなに事態が悪化したように見えるときでも、そこに新しく面白いことを見つけることはできる。その先に待ち受ける大仕事にとりかかることはできる。無限の可能性を持った子どもにもう戻れない私たちは、大人として世界を拓けばいい。英語が話せなければ、日本語で語りかければいい。崇高な野生動物になれないなら、人間という変な動物として、生き延びる道を探ればいいのだ。」(本文より) 全国書店からの反響続々! 「山や海、街の喧騒、そして人生の悲しみの中にさえ、発見や美しさが潜んでいることに気づかされる。」――新井さゆりさん(文真堂書店 ビバモール本庄店) 「夢みるようなメルヘンの世界と震災の傷が呼び起こす痛みが同居して、どちらも自分たちの世界なのだと素直に思えた。」――原田里子さん(マルサン書店 サントムーン店) 「いいことがない時も、見方や考え方で世界が変わっていくような、心やわらかなエッセイ集。」――宗岡敦子さん(紀伊國屋書店 福岡本店) 「忙しい日常を過ごす中で、この本を読む間だけでも、時間をいっさい考慮に入れない「時」を味わえる一冊。」――岩谷妙華さん(須原屋 ビーンズ武蔵浦和店) ■ 大崎清夏 (オオサキ サヤカ) 2011年、第一詩集『地面』刊行。詩集『指差すことができない』で中原中也賞、『暗闇に手をひらく』で萩原朔太郎賞受賞。ほか著書に『踊る自由』『目をあけてごらん、離陸するから』『私運転日記』『湖まで』等。
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選ばない仕事選び|浅生鴨
¥990
出会った時が仕事の始まり 早く就職を決めないと!と思っている君たちへ。世の中にあるほとんどの仕事をまだ知らないのだから、急がなくて大丈夫。仕事とは、偶然に出会うものだから! 仕事選びに正解なんてない。仕事に触れ、仕事とは何かを少しずつ知り、自分の好き嫌いや向き不向きを知っていく。 でも、何を選んでもたいして変わらない。それを知っていれば、急いで選ばなきゃと焦る必要もなくなるはず。 どれを選んでも、多分、だいじょうぶ。 将来のことなんて何も考えず、行き当たりばったりに生きてきて、仕事なんてやりたくないと今でも思いつつ、それでも何となく楽しく毎日を過ごしている僕自身について書こうと思う。 仕事や働き方について僕がどう考えているのかを、そして、これまでどんなふうに僕がいろいろな仕事と出会ってきたのかを、君に伝えてみようと思う。 もちろん僕だからこうなったわけで、君も同じようになるとは限らない。僕と君とは違う人生を歩んでいるわけだからね。 それに、なによりも、大人のアドバイスは真に受けちゃいけないからね。 ■ 浅生 鴨(あそう・かも) 作家、広告プランナー。1971年、神戸市生まれ。たいていのことは苦手。ゲーム、レコード、デザイン、広告、演劇、イベント、放送などさまざまな業界・職種を経た後、現在は執筆活動を中心に、広告やテレビ番組の企画・制作・演出などを手掛けている。主な著書に『伴走者』(講談社)、『どこでもない場所』、『ぼくらは嘘でつながっている。』(ダイヤモンド社)、『すべては一度きり』『たった二分の楽園』『三万年後に朝食を』『四メートルの過去』『五グラムの用心棒』(共に左右社)など。同人活動として『雨は五分後にやんで』『牛し本』などの展開も。座右の銘は「棚からぼた餅」。
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リチャード・ブローティガン|藤本和子
¥1,210
翻訳者にして友人であった著者が作家の人生と作品を描く44章。 『アメリカの鱒釣り』などが愛され、しかしピストル自殺に至った作家の人生と作品を、翻訳者にして友人であった著者が描く。 「あそこに腰かけてる金髪のジーンズ、もしかしたら……。 『アメリカの鱒釣り』の表紙の顔をしている!」 1973年、『アメリカの鱒釣り』を翻訳中だった著者は、 サンフランシスコの日本食堂で作家と偶然に知り合った。 それから10年と少し後、ブローティガンは自らの命を絶つ。 『アメリカの鱒釣り』などでアメリカ、そして日本でも一世を風靡した作家リチャード・ブローティガン。「亡霊」となった少年時代、カリフォルニアへの旅立ち、作家としての成功と苦悩、日本での友情と孤独、ピストル自殺……翻訳者にして友人であった著者が、作家との思い出、家族・友人へのインタビュー、作品のすぐれた読解をもとに、その人生と文学をたどる。 解説 くぼたのぞみ 誰よりも優しく、誰よりも厳しく作品を読み進め、 一人の作家のもっとも大切な資質に切り込んでいく、そのしなやかさ。 藤本和子によるリチャード・ブローティガン翻訳・読解は、 すべての翻訳者にとっての鑑である。 ―柴田元幸 ■ 藤本和子(ふじもと・かずこ) 1939年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1967年渡米、ニューヨークの日本領事館に勤務した後、イェール大学のドラマ・スクールで学ぶ。その後、リチャード・ブローティガンの作品をはじめ、多くの翻訳を手がける。本書の他の著書に『ブルースだってただの唄』『イリノイ遠景近景』(ちくま文庫)、『塩を食う女たち』(岩波現代文庫)、『砂漠の教室』(河出文庫)、『新装版 ペルーからきた私の娘』(晶文社)など、訳書にリチャード・ブローティガン『アメリカの鱒釣り』『芝生の復讐』(新潮文庫)、マキシーン・ホン・キングストン『チャイナ・メン』(新潮文庫)、トニ・モリスン『タール・ベイビー』(ハヤカワepi文庫)などがある。
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私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている|古賀及子
¥1,870
人気の日記エッセイ作家が明かす、 みんなに読まれる日記の秘密。 「文学フリマ」が毎回入場者数を更新し、日記本がブームになり、自分でも日記を書きたい・noteで公開したい・ZINEにまとめたい……という人が増えているなか、日記エッセイストの第一人者が、日記を書く際の独自の経験知と秘密を大公開。その実践例としての日記もあわせて収録。日記を読みたい人にも、書きたい人にも、いますぐ役立つアイデアと実例が満載の、これからの日記作家に捧ぐメタ日記エッセイ。 「これから私は日記について書きます。これまであちこちに書いたり、お話ししたりしてきた、日記について私なりに思うことを、ほんの少しですが、ここにまとめます。/日記は人それぞれに方法があって、方針があって、ロマンがあるものです。ここに書いたことは、すべて、単なる私の考えでありやり方ですから、どうかその点ご了承ください。てんで勝手に書けるのが、日記のよさのひとつです。」(本文より) ■ 古賀及子(こが・ちかこ) 1979年東京生まれ。エッセイスト。著書に日記エッセイ集『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』(素粒社)、『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)、エッセイ集『好きな食べ物がみつからない』(ポプラ社)、『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)等がある。
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痛いところから見えるもの|頭木弘樹
¥1,870
痛みは人を孤絶させる壁。が、そこに岩清水のように滴る言葉があった。 ――鷲田清一(哲学者) ユーモラスで、しみじみせつない、はじめてみる光。 ――伊藤亜紗(美学者) 潰瘍性大腸炎から腸閉塞まで――壊れたからこそ見えるものがある。 絶望的な痛みと共に生きてきた著者がゆく〝文学の言葉〟という地平 ・水を飲んでも詰まる〝出せない〟腸閉塞のつらさ ・痛みでお粥さえ口に〝入れられない〟せつなさ ・オノマトペ、比喩……痛みを「身体で語る」すすめ ・女性の痛みが社会的に「軽視」されてきた理由 ・カントの勘違い、ニーチェの〝苦痛の効用〟…etc. なぜ痛みは人に伝わりづらいのだろう? 「痛い人」と「痛い人のそばにいる人」をつなぐ、かつてなかった本
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おいしいが聞こえる|ひらいめぐみ
¥748
二十年間集めてきた、たまごの上に貼られたシール。「煮込まれたトマト」「走るピーマン」など、自分で考えてみた食べ物の慣用句。シュークリームの甘さに救われた雨の日。おじいちゃんが作ってくれた袋麺のカレーうどん。「食べ物」を起点に、笑いから涙までがぎゅっと詰まったエッセイ三十七篇。読めばきっと、大切なひとと分かちあった食べ物の記憶があたたかく蘇る。 著者の原点である大人気自費出版本を、書き下ろしを大幅に加え、装いも新たに文庫化しました。
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となりの植物相談所|シン ヘウ 著 米津 篤八 訳
¥2,420
英国王立園芸協会主催「RHSボタニカル・アート・ショー」にて、韓国人初のゴールドメダルと最高展示賞を受賞した作家初のエッセイ集! 「植物について語るとき、 人生について語っている自分を見つけました」 英国王立園芸協会主催「RHSボタニカル・アート・ショー」にて、 韓国人初のゴールドメダルと最高展示賞を受賞した作家初の邦訳! “絵を描く植物学者”がひょんなことから始めた植物相談所には、悩みのタネを抱えた人々が訪れます。子どもから大人まで、性別も問いません。植物についてはもちろん、学業、進路、研究生活、仕事、病、環境問題など、流れに任せて色々なことを話します。 “植物相談所のことをよく知らない人は、植物について何をそんなに相談することがあるのか、不思議に思うようです。植物相談所は植物の知識だけでなく、植物に関することなら何でも話し合える場でした。1時間も話していると、相談者とかなり親しくなれます。そして人生の話、生活の話、他愛もない冗談など、思わぬ方向へと対話が流れていきます。私たちは流れる対話のなかで、知識を分かち合い、疑問に対する答えを探していきました。相談者は植物について知り、私は多様な相談者を通じて人生の授業を受けているようでした。”――はじめに 植物と話したいあなたへの招待状 本書は、そこで行なわれた実際の対話を取り上げ、美しすぎる絵とともに綴った、ハートフルなフルカラーエッセイ集です。 ※本書は이웃집 식물상담소 by신혜우の日本語訳である。 【著者略歴】 ■ シン・ヘウ〈신혜우〉 大学で生物学を学び、植物分類学で博士号取得。米スミソニアン環境研究センター(SERC)研究員として勤務している。植物の形態学的分類や系統進化といった伝統的研究に始まり、植物DNAバーコーディングや植物ゲノム研究などの最新研究に取り組んでおり、植物生態学分野にも研究のフィールドを広げつつある新進研究者である。 英国王立園芸協会主催「RHSボタニカル・アート・ショー」に2013、14、18、22年に出品してすべてゴールドメダルを受賞し、最高展示賞トロフィーと審査委員特別トロフィーを授与された。英国王立園芸協会、米国カーネギーメロン大学、韓国環境省国立生物資源館などに、多くの絵画がコレクションとして選定された。 海外の植物園、自然史博物館、大学、研究所などと活発に交流し、韓国内にあまり知られていない生物イラストの発展に尽力している。植物分類学と生物イラスト分野を融合させた韓国内外の展示、植物相談所、講演、児童教育など、多彩な活動を繰り広げている。 著書に『植物学者のノート』。本書『となりの植物相談所』は初のエッセイ集である。 【訳者略歴】 ■ 米津篤八〈よねづ・とくや〉 朝日新聞社勤務を経て、朝鮮語翻訳家。ソウル大学大学院で修士、一橋大学大学院で博士号取得(朝鮮韓国現代史)。訳書にキム・サンホン『チャングム』、李姫鎬『夫・金大中とともに――苦難と栄光の回り舞台』、イ・ギジュ『言葉の温度』、チョン・ヘヨン『誘拐の日』、キム・ホヨン『不便なコンビニ』、キム・ジュン『くだらないものがわたしたちを救ってくれる』、ナ・ジョンホ『ニューヨーク精神科医の人間図書館』など多数。
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死んでいるのに、おしゃべりしている!|暮田真名
¥1,760
業界最注目の川柳人による、〈人間をうまくやれない〉と思わされてきた者たちに贈る初のエッセイ集にして、極私的な回復記! “だって、川柳に出会わなければわたしはとっくにこの世にいなかったのだから。” 東京のいわゆる「恵まれた」家庭に「女性として」生まれ、教育にたくさんのお金を費やされたのに、期待どおり「東大」に行けず、望まれた「バリキャリ」にもなれなかったわたし。人間関係もうまく築けず生活は破綻。ノンバイナリーかつアロマンティックだけど、そこに帰属意識も見出せない。心を殺して自罰的にしか生きてこられなかったわたしは、「私たちはモノじゃない、人間だ」「悪いのはあなたじゃない」というまっとうな言葉に、自分が救われることを許せなかった。 そんなわたしを助けてくれたのが、川柳だった。 “わたしの心には「自分が悪い」という考えが無限に湧き出る大きな穴が空いていて、これを直接手当てすることは難しい。一方、身体にはすぐに限界がくる。虚弱な身体を頼りなく思うこともあったけれど、身体は常に心の問題を「手当てができるかたち」にしようとがんばってくれていたのだ。/川柳も、わたしを「無限」や「永遠」の世界から救い出してくれた。「症状」と言うと語弊があるが、川柳も目に見えるし、有限だ。川柳はわたしが初めて手に入れた身体だった。” 川柳しながら経験する世界は、アナーキーで自由だ。本書は、自分には〈人間をうまくやれない〉と思わされてきた者たちに贈るエッセイ集であり、極私的な回復記でもある。 業界最注目の川柳人による、初のエッセイ集。 ■ 暮田真名〈くれだ・まな〉 1997年生。「川柳句会こんとん」主宰。「石になったの?」「当たり」「砕氷船」メンバー。NHK文化センター青山教室で「青山川柳ラボ」講師、荻窪「鱗」で「水曜日のこんとん」主催。川柳アンソロジー『はじめまして現代川柳』(書肆侃侃房)で最年少の川柳人として紹介された、Z世代のトップランナー。2022年に発売された第一句集『ふりょの星』(左右社)は、刊行されるやいなや注目を呼び、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」ほか多数のメディアで紹介された。2023年には〈現代川柳〉の入門書『宇宙人のためのせんりゅう入門』(同)も刊行。ほかに『補遺』『ぺら』(私家版)がある。本書が初のエッセイ集となる。
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まちは言葉でできている|西本千尋
¥1,980
「再開発の言葉」から、「足もとの言葉」へ。「まちづくり」現場の20年を記録した、抵抗の随筆集。武田砂鉄さん、森まゆみさん推薦。 “行政やデベロッパー主導の「まちづくり」に「わたし」は居ない。町にはひとりぼっちで居られる場所も、ひそかに涙を流す場所も必要だ。” ――森まゆみさん “暮らしに対して、ひとりひとりが誠実であるとはどういうことか。こういうことだったのだ。” ――武田砂鉄さん 都市計画の中で妊婦や子どもや障害者や女性や高齢者の存在が想定されていないこと、安全で快適な空間のためにホームレスの人々が排除されてきたこと、「公園まちづくり制度」の名の下に緑豊かな公園がなぜか消えていくこと、歴史ある町並みや昔ながらの銭湯を残すのがこんなにも難しいこと、「創造的復興」が被災者の生活再建に結びつかないこと―― 目の前にあるまちは、どのようにして今あるかたちになったのか。誰がそれに同意したのか。住民にまちを変えていく力はあるのか。「みんなのため」に進められる再開発の矛盾に目を凝らし、その暴力性に抗っていくために、専門家や行政の言葉ではなく、生活にねざした言葉でまちを語り直したい。 “すベて景色の前には「言葉」がある。わたしたちは「言葉」でまちをつくってきた。ある日突然、そこにブルドーザーが現れるのではない。必ず、その前に「言葉」がある。だからその「言葉」が変われば、ブルドーザーの現れ方も、立ち入り方も、去り方も変わり、まちのかたちも変わる。”(本文より) 「まちづくり」に関わるようになって約20年、現場で味わった絶望と反省を、各地で受け取った希望を、忘れないために記録する。ごくふつうの生活者たちに捧げる抵抗の随筆集。 ■ 西本千尋〈にしもと・ちひろ〉 1983年埼玉県川越市生まれ。NPO法人KOMPOSITION(居住支援法人)理事/JAM主宰。2003年から商店街、景観、観光、歴史的建築物、町並み保存、エリアマネジメント、居住支援等、各種まちづくりに携わる。跡見学園女子大学兼任講師。
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クィアのカナダ旅行記|水上文
¥1,760
日本の同性カップルが「難民認定」されたカナダで手にしたたくさんの問い、そして言葉。二度の滞在をもとに綴る著者初のエッセイ集。 日本の同性カップルが「難民認定」された国で、 わたしが手にしたたくさんの問い、そして言葉。 日本と違って20年前から同性婚ができて、「LGBTQ先進国」と言われるカナダ。先住民や有色人種への差別が残り、パレスチナ解放をめぐって揺れ動いてもいるカナダ。二度の滞在をもとに、そしてバックラッシュが強まる日本の政治的状況を踏まえながら、その今を記録した著者初のエッセイ集。 “わたしたちはここにいる、わたしたちはクィアだ――でも、どうしたら伝わるだろう? 目の前に存在しているにもかかわらずしばしば「見えない」存在にされてしまう/「見えない」存在であることを強いられてしまう時、確かに「ここにいる」と、どうしたら伝わるのだろう。わずかな時間ではあるもののカナダに滞在している間、そして日本に帰ってきてからずっと、わたしは「見える/見えない」存在について考えているような気がする。”(本文より) この旅行記は、ひとりのクィアの経験を綴ったにすぎない。それでも、そのひとりの経験になんとか「言葉」を与え、分かち合うことを通じて、見えてくるものがあるはずだ。 ※英語のタイトル表記はA Queer’s Canadian Travel Journalである。 ■ 水上文〈みずかみ・あや〉 1992年生まれ、文筆家。主な関心の対象は近現代文学とクィア・フェミニズム批評。企画・編著に『われらはすでに共にある――反トランス差別ブックレット』(現代書館)。
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みえないもの|イリナ・グリゴレ
¥1,980
娘たちとの青森生活、故郷ルーマニアの記憶、フィールドで出会った女たちの魂──。『優しい地獄』の著者が新たな地平を切り開く渾身のエッセイ。斎藤真理子(翻訳家)推薦。 「最初に『何かすごい』と思い、それがずーーーーーっと止まらず、一冊全部がそうだった。」 ――斎藤真理子(翻訳家) デビュー作『優しい地獄』で読書界に衝撃を与えた、ルーマニア出身の文化人類学者イリナ・グリゴレ、最新作。 娘たちと過ごす青森の日々。ふとよみがえる故郷ルーマニアの記憶。そして、語られてこなかった女たちの物語――。 「彼女の人生をスクリーンのようなものでイメージとして見せられたら、彼女の語らなかったことが見えて、あの夜ニュースを見た人たちも彼女を理解できたかもしれない」(本書より) 虚実を超えて、新たな地平を切り開く渾身のエッセイ。 今までに書かれたどんな日本語よりも、鮮烈なことばをあなたに。 ■ イリナ・グリゴレ〈Irina Grigore〉 文化人類学者。1984年ルーマニア生まれ。2006年に日本に留学し、一時帰国後、2009年に国費留学生として来日。弘前大学大学院修士課程修了後、2013年に東京大学大学院博士課程入学。青森県内を主なフィールドに、獅子舞や女性の信仰を研究する。2023年にはバヌアツで女性を対象としたフィールドワークを始めている。キーワードはイメージ、自然観、死生観、有用植物、霊魂。著書に『優しい地獄』(亜紀書房、2022年)。
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世界自炊紀行|山口祐加
¥2,750
今晩の献立を考えない人たちがいる 自炊料理家の著者の元に寄せられる「献立作りが苦痛」「いつも同じ料理ばかりでマンネリに」「スーパーで途方にくれる」という自炊に悩める人々の声。これって日本だけ?「世界の自炊」はどうなっているんだろう? と思った著者は飛行機に飛び乗っていた――。 2024年の間に全世界12か国、38家庭を取材。それぞれ各国から2家庭を厳選し、合計24組の自炊事情を12種の自炊レシピと共に紹介する。同時代を生きる人々、それぞれの「自炊する意味」とは。 奥野克巳(文化人類学者) 「12か国の食卓を巡る旅の果てに、いちばん意外だったのは日本人の自炊だった」 内澤旬子(文筆家、イラストレーター) 「和食はもちろん、中華イタリアン、フレンチ、エスニックと自国以外の料理も何品も作り、栄養衛生にも配慮する。しかも担うのは主に女性……などなど、日本の家庭料理にまつわる「常識」は世界からはどう見える?? 自炊料理研究家が世界各地の自炊人を訪ねて作り味わう自炊紀行。現地レストランでも味わえない自炊レシピ満載」 【著者より】 本書は一気読みすると手のひらの上で世界一周をした気分に浸れるだろうし、寝る前に一家族ずつ読んでちょっとずつ楽しんでもらうのも良いと思う。この本を読んでくださる方が私の旅を追体験し、自炊という身近な行為を客観的に見て(世界各地と比べて!)、ご自身の生活に何かしらプラスになるヒントが手渡せたら、心からこの本を書いて良かったと思える。
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おこさま人生相談室 おとなのお悩み、おこさまたちに聞いてみまし|小林 エリカ
¥2,200
おとなたちの本気の悩みに、おこさまたち102人が本気で向き合う「いつもと逆」の人生相談。人気WEB連載、待望の書籍化! 「なに? もっとこどもみたいにいうと思った?」 ――Ricoさん(7歳) 自分をかわいいと思えない。 父を老人ホームに入れたい。 地球温暖化への無関心が気になる――。 おとなたちの本気の悩みに、おこさまたち102人が本気で向き合う「いつもと逆」の人生相談。人気WEB連載、待望の書籍化! 「よくよく考えてみれば、年を重ねたからといって偉くなれるわけでもないし、いつも正しい答えを知っているとはかぎらない。 おとなだって悩むこともあるよね。 ひょっとすると、こどもの方が答えを知っていることだって、あるかもしれないよね。 というわけで、おこさま人生相談室、始めました。」 ――「はじめに」より ★本書に収録された、おこさまたちの回答より 「しあわせだったらいいかな」 「アニメ観て、ちょっといっぷく」 「2回深呼吸」 「軽い嘘とか役に立つこととかありますんで」 「わがままでいいよ」 「ほしゅわ ほしゅわは~」 「あさ娘さんを抱きしめて」 「理解を深めれば自分の気持ちも変わる」 「神様がくれた命を大切にしてほしい」 ■ 小林エリカ〈こばやし・えりか〉 1978年生まれ。作家、アーティスト。 著書に小説『女の子たち風船爆弾をつくる』(毎日出版文化賞受賞)、『最後の挨拶 His Last Bow』、『トリニティ、トリニティ、トリニティ』、他。エッセイ『彼女たちの戦争 嵐の中のささやきよ!』、コミック『光の子ども』シリーズ、絵本『わたしは しなない おんなのこ』。訳書にサンギータ・ヨギ『わたしは なれる』。国内外の美術館やギャラリーでテキストと呼応するような展示もおこなう。 現在、「MilK MAGAZINE japon」で「おこさま人生相談室」第2弾を連載中。
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すこしあかるいしずかなこと|ごはんとアパート
¥1,600
”現実はたいてい、とても明るくて、とても賑やかですから、そこでうまくやるってのは、それなりにくたびれることです。” ”しずかなことを大事にしたいと思っています。できたら、少しだけ明るいのがいいです。明るすぎない方が、いいのです。” 幼い頃の記憶や、旅先での出来事。「書くこと」について。働けなくなった日のことまで。ささやかな食べものと紐づけた、エッセイ本。 つよい光のもとでは、見えないものがたくさんあります。この世界のことを表わそうとしたところで、ことばにできることは、ほんのひと握り。 すべての人が、それぞれのほどよい光のもとにいられることを願います。 表紙絵は、暮らしの風景や食べ物の絵を描いていらっしゃる、平林香乃さん。
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鬱な日|サイトウショウタ
¥800
鬱病の診断を受けた著者による十一編のエッセイ集です。 はじめにより 本書のタイトルにもなっている「鬱」ということば。何気なく「今日鬱っぽいわ~」と使うことや、うつ病という診断名として名付けられる場合まで色々あると思います。診断を受けていても、そうでなくとも、人は当たり前に鬱っぽくなるときがあります。そして、鬱はできればなくなってほしい、それでもなかなかなくなってはくれない厄介ものです。 わたしが「鬱」に対して効果的だと感じていることは「”ずっと”独りにならない」ことだと思っています。なので、興味のあるページをそっと開くと、寄り添ってくれる。ちょっとおこがましいけれど、そんなエッセイ集を作りたいと思いました。この本では、幅広い概念としての鬱を取り上げています。ですので、病気や障がいの有無に関わらず読むことができます。そして、処方箋でもなく、鬱々気分を助長するわけでもない、ただただ鬱な日を切り取って思索することを心がけました。どこから読んでいただいても構いませんし、気分がすぐれない時は無理に読む必要もありません。どこかでこの本を思い出し、ぱらぱらとめくっていただけると幸いです。 サイズ:A6 製本仕様:無線綴じ 綴じ:右綴じ 本文ページ数:40 ページ 目次 はじめに 鬱と休み 鬱と身体 鬱とお金 鬱と奥さん 『鬱の本』の感想 鬱と夜 鬱と好き(『NEVER MIND THE BOOKS 2024』の感想) 鬱と薬 鬱と宇宙 鬱と言葉 鬱と食事 あとがき
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夜の余白をスマホで埋めない|サイトウショウタ
¥1,000
1年の歳月をかけた傑作随筆集完成! はじめに より 昨今、随筆(エッセイ)がブームだ。 文学フリマなどでは多くのクリエイターが日々の雑記を「日記本」として販売しているし、文芸評論家・エッセイストの宮崎智之さんらが随筆復興を掲げて創刊した雑誌『随風』なんてものもある。一昔前までは、エッセイは芸能人やアスリートが書くものだと思われがちだったが、今や誰もが気軽に書けるジャンルとして確立されている。 わたしは随筆が好きだ。エッセイという語感よりも随筆ということばの方がずっしりとした重みが感じられて、著者の息吹が伝わるような気がする。なので以降はまとめて「随筆」と呼びたい。 (中略) わたしは「書くことは生きること」だと思っている。命を削ってでも文字を刻むことが、わたしにとっての「随筆」であり「人生」である。「もっと書きたい、読みたい、書きたい!」という思いのエネルギーでいっぱいだ。 この随筆集では、生活の中にある気づきをわたしなりの解釈で書き、ラッピングして皆様にお届けしたいと思っている。どれもわたしにとってかけがえのない作品で、多くの人に届けたいと心から思っているものだ。 目次 はじめに ~随筆ブームに乗っかって~ 失敗を吞み込んで ちがいをみとめる 死ぬということ 読書変人、進化の記録 モノとしての書物 ドタバタ東京滞在記 最後のしゃけ音楽会 夜の余白をスマホで埋めない 閃輝暗点と予期不安 椅子はロボットだった しょっぱいチャーハン 「怒り」の居場所 聞かなかった理由 しごと、孤独、そして再生 「本当」呪縛をほどく アウトサイダーの肖像 ことばの可能性 おわりに ~文章から文章へ サイズ:A6 本文ページ数:86 ページ
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牛を食べた日|千葉貴子
¥1,870
「奥まった神聖な地」熊野地方、那智大社の裏手に位置する秘境・旧色川村。 この地で、長年自給農家を営んできた「そこそこ農園」の外山哲也さん・麻子さんが、牛耕の復活をめざして大事に育ててきた牛を「食べる」ことに決めた。牛を運び、肉にしてもらうまでの困難、その肉をみんなで分かち合い食べた日、そして後日談。その一連の営みを、同じ村に住む千葉貴子が、文章と写真で記録した一冊。 1頭の牛をきっかけに考える、今この時代に動物を殺して食べることその意味。昔ながらの暮らしが色濃く残る中山間地で、いまも、これからも生きていくこと…。 大きな文脈では見えにくい小さな営みから掘り起こす確かな生の手応えは、きっとさまざまな人の思考や生活につながっている。そんな気持ちで作った、らくだ舎出帆室発のルーラル・ノンフィクション。
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ふらんすの椅子 四月と十月文庫9|鈴木るみこ
¥1,760
雑誌『クウネル』の“心臓”であったライター・編集者鈴木るみこの遺稿集。 静謐な美しい文体にこころが洗われます。 『暮しの手帖』『フィガロ ジャポン』『すばる』などに掲載のエッセイのほか、未発表原稿5篇収録。 夢見る少女は、憧れのフランスに暮らす。いのちを愛おしむ眼差しからせっせと文章を書き、若い読者の夢を応援した。鈴木るみこは、大人になって最後まで夢見る少女のままだった。その切ない証しがポロポロ涙の結晶のようにこの本に詰まっている。 解説「るみちゃんへ」牧野伊三夫 装画 牧野伊三夫 装丁 青木隼人+牧野伊三夫 ■著者 鈴木るみこ(すずき・るみこ) 1963年静岡県富士宮市生まれ。ライター、編集者。1986年上智大学文学部フランス文学科卒業後、マガジンハウスに入社。1992年退社後、約2年間をフランスで過ごし、帰国後、執筆、編集、翻訳を手がける。雑誌『クウネル』に2001年創刊より携わり、生活雑誌の新局面を創出する斬新な編集と同誌に掲載された署名原稿により高い評価と人気を得る。2014年雑誌『つるとはな』ほかの雑誌や書籍の編集および執筆で活躍する。編著に『スマイルフード』(マガジンハウス、2000年)、『糸の宝石』(吉田昌太郎編、島隆志写真、ラトルズ、2009年)、『クウネルの旅 パリのすみっこ』(マガジンハウス、2010年)、『山口さんの椅子/記憶』(オオヤコーヒ焙煎所出版局、2012年)、『O KU 内藤礼 池上はどんなところだったか』(長野陽一写真、hehe、2014年)、『みどりの王国』(戎康友写真、青幻舎、2023年)ほか。2018年5月16日死去。
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複業ZINE
¥1,100
SOLD OUT
終身雇用は崩壊、非正規職が増大し、年金は当てにならず、いまや「死ぬまで働く」が当たり前。先行き不安な社会情勢が続く中、本業のかたわらにする副業ではなく、いろいろな仕事を並行して行う「複業」を選ぶ人が増えている。やりたいことだけでは生活できない/できることを増やすために/持続できる働き方を模索してetc. 15人の複業から浮かび上がってくる、仕事の現在、社会の姿。gasi editorial第8弾! 【目次】 今はどうにかなっているけど 小沼理 あなたの複業おしえてください フリーランスフォトグラファー×ライフワークの撮影や活動×アルバイト hikita chisato 僧侶×非常勤講師×マーケティングの業務委託 鵜飼ヨシキ 介護職×イラスト制作や在宅ワーク×フリマアプリ出品 ゆか 編集者、ライター×古物商×夜間救急受付 浅見旬 出張保育×お弁当販売×アート・デザイン活動 森梨絵 作家アシスタント×フリーライター、編集者 岡田有紀 ブランド・店舗運営×図書館カウンター×清掃×テニスコートの整備 高橋 翼 ライター×ベビーシッター×ペットシッター×うさぎ専門店のバイト 長田杏奈 ライター×コミュニティマネージャー×ラジオパーソナリティー×イベントMC×カメラマン×ハウスマスター×一日カフェ店員など 平野 蒼 空調メンテナンス会社×アーティスト×書籍の蒐集家 匿名 会社員×韓国語通訳・翻訳・コーディネート Mikhopper コンサルティング事業×訪問介護事業 吉田貫太郎 本屋×町議会議員×田畑×執筆 モリテツヤ 複業は高みを目指さず―アマチュア主義でやっていく 山本佳奈子
