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花束と鉛筆|長田結花
¥2,000
漫画表現を更新するセリフなし&色彩豊かな全編カラーでの連作短編シリーズ「そことかしこ」第二巻。 夢と想像の世界へと誘う、時も場所も言葉も超えるショート・ストーリー11篇を収録。 ■著者:長田結花(おさだ・ゆか) イラストレーター、漫画家。1991年生まれ山梨県育ち。東京工芸大学デザイン学科卒業。文芸誌挿絵や書籍装画、漫画の制作など幅広く手がける。光文社「COMIC熱帯」にて漫画『そことかしこ』(2022年、光文社より第1巻刊行)、KADOKAWA「青騎士」にて『むすびめ』連載中。
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たのしい江戸絵画入門 「推し」の魅力に漫画で迫る
¥2,530
長田 結花 (著), 金子 信久 (監修) 江戸絵画をずっと追いかけてきた「江戸絵画オタク」という長田結花さん。あるときは胸をときめかせ、あるときはその力に打ちのめされ、あるときはお前もがんばれと叱咤激励されながら、好きな絵と絵師に巡らせた思いを熱く、濃いめに、全力で詰め込んで、できた一冊です。 たくさんいる好きな絵師のなかから、特に魅力を伝えたい「推し」絵師を七人、テーマに掲げ、それぞれの絵師の、好きな絵やその絵の好きなところ、作風や魅力について長田さん自身が考えたことなどを、イラストレポートにまとめています。さらに、作品や文献から想像を膨らませ、その人となりを漫画に描いています。監修は、府中市美術館の金子信久先生です。 紹介している絵の図版は、すべて著者による模写です。そして、漫画は絵師自身が残した日記をはじめとするさまざまな資料を参考に、著者が想像力を羽ばたかせて描いたもの。どちらも長田さんらしい描写でとても魅力的です。 長田さんの絵や言葉をとおして、「そんなふうに楽しめばいいのか」と美術を身近に感じてもらえたら嬉しいです。 応挙、蘆雪、蕪村、若冲……。「江戸絵画オタク」ならではの圧倒的な熱量で、「推し」の絵師の魅力を徹底的に語り、描き尽くします。 ■著者:長田結花(おさだ・ゆか) イラストレーター、漫画家。1991年生まれ山梨県育ち。東京工芸大学デザイン学科卒業。文芸誌挿絵や書籍装画、漫画の制作など幅広く手がける。光文社「COMIC熱帯」にて漫画『そことかしこ』(2022年、光文社より第1巻刊行)、KADOKAWA「青騎士」にて『むすびめ』連載中。伊藤若冲、円山応挙をはじめとする江戸絵画の熱狂的なファンでもあり、府中市美術館開催の『与謝蕪村 「ぎこちない」を芸術にした画家』『江戸絵画お絵かき教室』展では、鑑賞レポートや古画の再制作を行い、展示に全面協力。SNSなどで話題を集めた。 ■監修:金子信久 府中市美術館学芸員。1962年東京都生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。専門は江戸時代絵画史。「かわいい江戸絵画」や「へそまがり日本美術」「ふつうの系譜」など、既存の美術史お枠に収まらない、ユニークな展覧会を次々と企画。著書多数。
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おばけのおいしいひと休み|のもと しゅうへい
¥1,485
のもとしゅうへいさんの優しい絵と語り口で、読んでいるとほっと安心した気持ちになれます。忙しい日々でちょっとつかれた、そんな日にぜひ手にとってほしいです。 辛い時も、不安な日々も、おいしいごはんがあれば、たぶん大丈夫。 毎日がんばりすぎていませんか? これはそんなあなたへ贈る物語。 疲れたら、おいしいごはんを食べて、おばけといっしょにゆっくりしよう。 今注目の作家、のもとしゅうへい氏による初コミック。 心と体が温まるレシピ15品や、毎日を心地よく生きる暮らしのヒントを収録。 【あらすじ】 ある日、僕は気づいたら感情のない、おばけの姿になっていた――。 大学卒業後、入社した会社で、 仕事をがんばりすぎて心の調子を崩してしまった「僕」は、 気づいたらおばけの姿になっていた。 おいしいごはんを食べ、周りの人と触れ合う日々の中で 少しずつ心を取り戻していく「僕」の姿を描いた、優しい物語。 ●のもと しゅうへい 1999年高知県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科在籍。文筆、イラストレーション、漫画、セルフパブリッシングなどの活動を行う。 2024年、「ユリイカの新人」に選出。著書に『通知センター』(思潮社)、『海のまちに暮らす』(真鶴出版)、『いっせいになにかがはじまる予感だけがする』(セルフパブリッシング)がある。