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【サイン本】レモンの艶のような日々|奥村真帆
¥1,320
関東での新生活のエピソードを中心に、書き下ろしエッセイ10篇と短歌46首、2025年5月〜7月のきまぐれ日記を収録しました。 (著者ホームページより) 〈目次〉 レモンケーキ/新しい街/喜劇/靴を買う/ジウさん/浴衣/秋/金木犀/ここにいること/祝福/きまぐれ短歌日記/わたしとあなたへ(あとがき)/姉ちゃんのこと(おまけ) 文・挿絵・写真・装丁 奥村真帆 ■ 奥村真帆 1992 年、富山県富山市生まれ。執筆・編集を軸にフリーで活動。SNS を中心に文章や短歌、絵を発表している。好きな食べものは甘味とカレー、好きな音は板チョコを割るときの銀紙の音、好きな乗りものは飛行機と路面電車とモノレール。著書にエッセイ & 短歌 ZINE『なんでそんなこと急に言うん?』『漕いで光って飛んでいく』『レモンの艶のような日々』がある。
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【サイン本】漕いで光って飛んでいく|奥村真帆
¥1,320
沖縄でのエピソードを中心に、出会った人々や大切な風景、創作に関することなどを綴った一冊です。エッセイ15篇と短歌56首を収録しました。 〈目次〉 話し足りないことがある/自転車/ブーゲンビリア/郵便局/子どもたち/あの席/家路/カーミージー/ミミガージャーキー/当事者/記憶力/嫉妬/結果/本屋/飛行機 文・挿絵・写真・装丁 奥村真帆 ■ 奥村真帆 -Maho Okumura- 1992 年、富山県富山市生まれ。執筆・編集を軸にフリーで活動。SNS を中心に文章や短歌、絵を発表している。好きな食べものは甘味とカレー、好きな音は板チョコを割るときの銀紙の音、好きな乗りものは飛行機と路面電車とモノレール。著書にエッセイ & 短歌 ZINE『なんでそんなこと急に言うん?』『漕いで光って飛んでいく』『レモンの艶のような日々』がある。
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揺れながらかかわる|黒木萌
¥1,100
黒木萌さんが、個人的に体験したことを綴った等身大のエッセイ。 言葉と関係を大切にされている黒木さんが丁寧に綴った文章には、端々にケアの精神が感じられ読む人の胸を打ちます。とても優しい私的な回顧録。 ▶︎障害のある姉の見ている世界を想像しながら育ってきたこと ▶︎書くまでに約20年を要した、病院で身体拘束された経験 ▶︎わたしにとって大切な「書くこと」 ▶︎9年前にはじめた読書会のこと ▶︎刑務所アート展にかかわる動機の一つについて ▶︎東京に越してから重ねてきた主治医との対話 ▶︎障害と健常のはざまで揺れてきたこと ▶︎孤立していた頃、陶芸家さんとの交流をきっかけに回復のきざしを得た話 ▶︎いつも笑顔で、「ありがとう」と声をかけてくれる、可愛い地元の先生から支えられて子育てしてきたこと ▶︎児童養護施設を頼り、親子離れて暮らした話 ▶︎父とのこと (黒木さんのnoteより)
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もうしばらくは早歩き|くどうれいん
¥1,760
新幹線、車、飛行機、ローラースケート、台車、たらい船、象、そして自分の足──多彩な移動手段を使った先に立ち現れるさまざまな風景。教習所の教官とのやり取りには笑いがこぼれ、自転車と紡いだ学生時代の思い出には切なさがあふれる。短歌から小説まで、言葉と心を通わせてきた書き手が贈る、一歩ふみ出すエッセイ集。 ■ くどうれいん 1994年生まれ。岩手県盛岡市出身・在住。エッセイ集に『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』『虎のたましい人魚の涙』『桃を煮るひと』『コーヒーにミルクを入れるような愛』『湯気を食べる』、歌集に『水中で口笛』、小説に『氷柱の声』『スノードームの捨てかた』、日記本に『日記の練習』、創作童話に『プンスカジャム』、絵本に『あんまりすてきだったから』『まきさんのソフトクリーム』『スウスウとチャッポン』など著書多数。
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今日も演じてます
¥2,200
「ちゃんとした大人を演じる」「頼れる上司を演じる」「いい子を演じる」――私たちは日々、なんらかの役割やキャラクターを演じています。 本書は、「陰キャ」「良き母」「サラリーマン」「アイドル」「できる人」「道化」…などを演じてきたという自覚を持つ8人の人生を紐解くインタビュー集です。演じることで感じた違和感や苦しみ、得られたもの…。赤裸々な語りは、個人的な物語であり、今を生きる私たちが共有している物語でもあります。 何かを演じて生きることの意味を考えながら、「どんな自分でありたいか」を自問自答できる一冊。「今日も演じちゃったなあ」と感じた夜に、その苦みや甘さをかみしめながらページをめくってみてください。 ■ 月と文社 (ツキトフミシャ) (編) 「日常をもっと、味わい深く」をコンセプトに、読むことで自分と対話したくなるような本づくりを目指す出版社。代表の藤川明日香は出版社で20年以上、主に雑誌の編集に携わった後、2023年に月と文社を設立。これまでに、イラスト短編集『東京となかよくなりたくて』、インタビュー集『かざらないひと 「私のものさし」で私らしく生きるヒント』『こじらせ男子とお茶をする』、翻訳絵本『ゴッホとひまわり』、エッセイ・アンソロジー『私の孤独な日曜日』を出版。
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贈り物の本|牟田都子 編
¥2,200
あなたの「忘れられない贈り物」はなんですか? 読むと、誰かを思い出す。 うれしさ、心温まる記憶、懐かしい風景、かすかな痛み、複雑な思い。 作家・詩人・ミュージシャン・俳優・漫画家など37人が、大切な記憶を持ち寄る、書き下ろしエッセイ集。 *** ★初版限定付録として「オリジナルしおり」を封入!★ *** 【目次】 ・「キャサリンという贈り物」川内有緒 ・「受け取る深さ」斎藤真理子 ・「流氷のかんづめ」山崎ナオコーラ ・「白いもらいもの」名久井直子 ・「贈り物は難しい。」後藤正文 ・「鯛焼き」渡辺尚子 ・「娑婆は桜」武塙麻衣子 ・「バウムクーヘンと熱意」武田砂鉄 ・「母と蝶」青木奈緖 ・「要らない部分がある子供服」こだま ・「ヤクザと贈り物」鈴木智彦 ・「しわっとしたお札」佐藤ジュンコ ・「今夜、すべてのバーで」村井理子 ・「祖母の着物、祖母の記憶」安達茉莉子 ・「うなぎで釣竿を釣る」美村里江 ・「別れのダンス」金井真紀 ・「戻ってきた文庫本」青山ゆみこ ・「生まれてはじめての贈り物」西淑 ・「祖母としての私に贈られた万年筆」頭木弘樹 ・「お返し」浅生鴨 ・「それはもう愛」植本一子 ・「ずっしりと、重く」古田徹也 ・「緑の靴」近藤聡乃 ・「宛名のない場所」白川密成 ・「祖母の長財布」高橋久美子 ・「プレゼントロイヤルストレートフラッシュ」サンキュータツオ ・「ポカリ遺跡」藤岡みなみ ・「ホンダCD125-T」吉村萬壱 ・「差し入れ」日野剛広 ・「不器用を、自信を持って贈ります」古賀及子 ・「猫たち」田尻久子 ・「贈ったり贈られたり」辻山良雄 ・「贈られた小説」有松遼一 ・「持っていき」牟田都子 ・「夜明け前の戦いを贈ります。」和合亮一 ・「見えない贈り物」若松英輔 ・「はるちゃんの動画」くどうれいん
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虚弱に生きる|絶対に終電を逃さない女
¥1,760
病気じゃないけど、体力がない。労働する元気も恋愛する元気もない――。 SNSで「虚弱エッセイ」が話題沸騰の著者による 「虚弱体質」のリアルをつづる、新世代のサバイバル・エッセイ! ・21歳で身体にガタがきた ・仕事がないからじゃなくて、体力がないからお金がない ・眼鏡をかけたら不眠症が治った ・世界の中心が膝になった ・そもそも本当に虚弱なのか ・面前DVと場面緘黙症 ・愛よりも健康が欲しい ・生理のない女になりたい ・ずっとスタートラインを目指している ■ 絶対に終電を逃さない女 1995年生まれ。大学卒業後、体力がないせいで就職できず、専業の文筆家となる。様々なWebメディアや雑誌などで、エッセイ、小説、短歌を執筆。単著に『シティガール未満』(2023年、柏書房)、共著に『つくって食べる日々の話』(2025年、Pヴァイン)がある。
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まだまだ大人になれません| ひらりさ
¥1,760
大人になるには練習が必要? 仕事、友情、恋愛、自分探し…未解決問題ばかりの毎日を乗り越えるためのメンタルリカバリーエッセイ。 30代兼業文筆家、ただいま「大人」の練習中! 法律的にはとっくに成人しているし真面目に働いて納税だってしているのに、 なぜか自分のことを未熟だな……と思ってしまう。 もういい歳なのに、私ってこのままでいいのか。 低空飛行でもいいじゃない。 うまくいかなくてもいいじゃない。 人とうまくやれなくてもいいじゃない(反省はしたほうがいいけど)。 幸せじゃなくてもいいじゃない(その幸せが、他者評価のためならば)。 っていうか、大人じゃなくてもいいんじゃない? 仕事、友情、恋愛、自分探し、コンプレックス── 30代兼業文筆家が、ままならぬ日々を息継ぎしながら生きのびるための、 メンタルリカバリーエッセイ! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 吉田恵里香氏(NHK連続テレビ小説『虎に翼』、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』脚本家)絶賛! 「誰もが気軽に発信できる時代になったからこそ時々、私はエッセイが読みたくなる。 誰かの頭の中を軽快で洗練された文章で覗き見する感覚がたまらない。 特に、語りだしが自分好みのエッセイに出会えた時は作者と握手したくなる。 ひらりささんのエッセイはページをめくるたびに彼女と握手したくなった。 日々の生活を、自分自身をちょっとでも素敵にしたくて試行錯誤したことがある人なら絶対同じ気持ちになってくれると思う。 ちなみに私が一番好きな語りだしは『月曜に急に美人になりたくなり』です。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■ ひらりさ 平成元年、東京生まれの兼業文筆家。オタク女子ユニット「劇団雌猫」メンバーとして、『浪費図鑑―悪友たちのないしょ話―』(小学館)でデビュー。 女オタク文化からフェミニズムまで、女性と現代社会にまつわる文章を執筆する。単著に、『沼で溺れてみたけれど』(講談社)、『それでも女をやっていく』(ワニブックス)、上坂あゆ美氏との共著に『友達じゃないかもしれない』(中央公論新社)。
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【サイン本】ミシンは触らないの|中前結花
¥1,870
SOLD OUT
作家・山崎ナオコーラさん、絶賛!! デビュー作『好きよ、トウモロコシ。』が大反響の中前結花、待望の第2作。 不器用で不格好なわたしを"だいじょうぶ"にしてくれた言葉を集めたエッセイ集。 凸凹で傷つきやすい、やさしいあなたへ送る一冊。 <書籍概要> 出会ったばかりの人にもらったラブレター、母の涙とともにかけられた言葉で思い出す後悔、できないことばかりで苦しんだときに光をくれた友人の言葉。 読めばきっと、明日を生きる力が湧いてくる。持ち前のあたたかくやわらかかつユーモラスな筆致で「忘れられない言葉」をまとめたエッセイ集。 装丁は、話題作を多く手がけるブックデザイナー 名久井直子氏が担当。
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私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている|古賀及子
¥1,870
人気の日記エッセイ作家が明かす、 みんなに読まれる日記の秘密。 「文学フリマ」が毎回入場者数を更新し、日記本がブームになり、自分でも日記を書きたい・noteで公開したい・ZINEにまとめたい……という人が増えているなか、日記エッセイストの第一人者が、日記を書く際の独自の経験知と秘密を大公開。その実践例としての日記もあわせて収録。日記を読みたい人にも、書きたい人にも、いますぐ役立つアイデアと実例が満載の、これからの日記作家に捧ぐメタ日記エッセイ。 「これから私は日記について書きます。これまであちこちに書いたり、お話ししたりしてきた、日記について私なりに思うことを、ほんの少しですが、ここにまとめます。/日記は人それぞれに方法があって、方針があって、ロマンがあるものです。ここに書いたことは、すべて、単なる私の考えでありやり方ですから、どうかその点ご了承ください。てんで勝手に書けるのが、日記のよさのひとつです。」(本文より) ■ 古賀及子(こが・ちかこ) 1979年東京生まれ。エッセイスト。著書に日記エッセイ集『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』(素粒社)、『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)、エッセイ集『好きな食べ物がみつからない』(ポプラ社)、『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)等がある。
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おいしいが聞こえる|ひらいめぐみ
¥748
二十年間集めてきた、たまごの上に貼られたシール。「煮込まれたトマト」「走るピーマン」など、自分で考えてみた食べ物の慣用句。シュークリームの甘さに救われた雨の日。おじいちゃんが作ってくれた袋麺のカレーうどん。「食べ物」を起点に、笑いから涙までがぎゅっと詰まったエッセイ三十七篇。読めばきっと、大切なひとと分かちあった食べ物の記憶があたたかく蘇る。 著者の原点である大人気自費出版本を、書き下ろしを大幅に加え、装いも新たに文庫化しました。
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【サイン入り】なんでそんなこと急に言うん?|奥村真帆
¥1,320
SOLD OUT
『なんでそんなこと急に言うん?』著者サイン入り みずみずしく、温かみのある穏やかな文章で書かれたエッセイ本が生まれました。エッセイと対になっている短歌もまた心地よく胸に入ってきます。装丁もとてもかわいいですね! 以下、著者による紹介です。 〜くすっと笑えてぎゅっと切ないエッセイ&短歌集〜 一度しゃべりはじめると止まらない著者がいろんな記憶をあれこれ語るレトロかわいいエッ セイ&短歌集です。書き下ろしエッセイ25篇と各エピソードに関連する短歌84首を収めまし た。 幼い頃の思い出、好きなもの、きらいなもの、得意なこと、苦手なこと、うれしかったこと、楽しかったこと、切なかったこと、出会った人々や風景、ままならないけれどたまに面白い気もする日常、なんでこうなったんやと自分でもよくわからない人生......。 話したくてうずうずしていた大切な思い出や笑い話を詰め込みました。 本の大きさ:A6(文庫本) ページ数:242頁 著者:奥村 真帆 装画・挿絵:奥村 真帆 デザイン:はちみつちひろ(小月デザイン) ■奥村 真帆 富山県富山市出身、沖縄県那覇市在住。執筆・編集を軸にフリーで活動中。SNSでは文章や短歌、絵を発表している。好きな食べ物は甘味とカレー、好きな乗り物は路面電車と飛行機とモノレール。
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鬱な日|サイトウショウタ
¥800
SOLD OUT
鬱病の診断を受けた著者による十一編のエッセイ集です。 はじめにより 本書のタイトルにもなっている「鬱」ということば。何気なく「今日鬱っぽいわ~」と使うことや、うつ病という診断名として名付けられる場合まで色々あると思います。診断を受けていても、そうでなくとも、人は当たり前に鬱っぽくなるときがあります。そして、鬱はできればなくなってほしい、それでもなかなかなくなってはくれない厄介ものです。 わたしが「鬱」に対して効果的だと感じていることは「”ずっと”独りにならない」ことだと思っています。なので、興味のあるページをそっと開くと、寄り添ってくれる。ちょっとおこがましいけれど、そんなエッセイ集を作りたいと思いました。この本では、幅広い概念としての鬱を取り上げています。ですので、病気や障がいの有無に関わらず読むことができます。そして、処方箋でもなく、鬱々気分を助長するわけでもない、ただただ鬱な日を切り取って思索することを心がけました。どこから読んでいただいても構いませんし、気分がすぐれない時は無理に読む必要もありません。どこかでこの本を思い出し、ぱらぱらとめくっていただけると幸いです。 サイズ:A6 製本仕様:無線綴じ 綴じ:右綴じ 本文ページ数:40 ページ 目次 はじめに 鬱と休み 鬱と身体 鬱とお金 鬱と奥さん 『鬱の本』の感想 鬱と夜 鬱と好き(『NEVER MIND THE BOOKS 2024』の感想) 鬱と薬 鬱と宇宙 鬱と言葉 鬱と食事 あとがき
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夜の余白をスマホで埋めない|サイトウショウタ
¥1,000
SOLD OUT
1年の歳月をかけた傑作随筆集完成! はじめに より 昨今、随筆(エッセイ)がブームだ。 文学フリマなどでは多くのクリエイターが日々の雑記を「日記本」として販売しているし、文芸評論家・エッセイストの宮崎智之さんらが随筆復興を掲げて創刊した雑誌『随風』なんてものもある。一昔前までは、エッセイは芸能人やアスリートが書くものだと思われがちだったが、今や誰もが気軽に書けるジャンルとして確立されている。 わたしは随筆が好きだ。エッセイという語感よりも随筆ということばの方がずっしりとした重みが感じられて、著者の息吹が伝わるような気がする。なので以降はまとめて「随筆」と呼びたい。 (中略) わたしは「書くことは生きること」だと思っている。命を削ってでも文字を刻むことが、わたしにとっての「随筆」であり「人生」である。「もっと書きたい、読みたい、書きたい!」という思いのエネルギーでいっぱいだ。 この随筆集では、生活の中にある気づきをわたしなりの解釈で書き、ラッピングして皆様にお届けしたいと思っている。どれもわたしにとってかけがえのない作品で、多くの人に届けたいと心から思っているものだ。 目次 はじめに ~随筆ブームに乗っかって~ 失敗を吞み込んで ちがいをみとめる 死ぬということ 読書変人、進化の記録 モノとしての書物 ドタバタ東京滞在記 最後のしゃけ音楽会 夜の余白をスマホで埋めない 閃輝暗点と予期不安 椅子はロボットだった しょっぱいチャーハン 「怒り」の居場所 聞かなかった理由 しごと、孤独、そして再生 「本当」呪縛をほどく アウトサイダーの肖像 ことばの可能性 おわりに ~文章から文章へ サイズ:A6 本文ページ数:86 ページ
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海のまちに暮らす(第二版)|のもとしゅうへい
¥2,200
SOLD OUT
初版のその後の暮らしを描いたエッセイが追加された第二版になります! イラスト、デザイン、詩、小説をはじめ、最近では漫画まで。 ときには自身で製本し、出版、営業までをも行う弱冠25歳の作家・のもとしゅうへい。 最近では『ユリイカ』による現代詩の新人賞を受賞したことでも話題になりました。 のもとさんは、コロナ禍であった2022年、大学を休学し、東京を離れて真鶴に移り住みました。 町の図書館でバイトし、畑を耕しながら制作活動を行っています。 都市を離れ、真鶴という港町で、土を触りながら感じたこと。 このエッセイ集には、日々の些細な生活の記録がさまざまな視点から描かれています。 それぞれのエッセイには、描き下ろしの4コマ漫画や挿絵付き。 装丁も、のもとさん自身によるものです。 誰しもの生活を、やさしく肯定してくれるような一冊です。 -------------------- たとえば、海の町で暮らすこと。見知らぬ場所に新たな自分を見出すこと。発見と記録を移動のなかで繰り返すこと。そのような連続性に身を置きながら生き続けることが、自分にとっての生活だった。そして生活をするそばから、自分はみたものや聞いたものをゆっくりと忘れていく。忘れてしまうものごとを拾い集めて書きとめながら、意識はもう次の移動の先端で風を受けている。 (あとがきより) -----------著者----------- ◾️のもとしゅうへい 一九九九年高知県生まれ。二〇二〇年より企画・執筆・編集・装幀までのすべてを個人で手がけるセルフパブリッシングの活動を続ける。二〇二四年、芸術総合誌『ユリイカ』による現代詩の年間新人賞「ユリイカの新人」に選出される。著書に、小説『いっせいになにかがはじまる予感だけがする』。文筆のほか、イラストレーション、漫画、グラフィックデザインなどの制作を行う。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程在籍。
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ぼくら雨をきってきらきらはしる|川成灯
¥800
25歳、東京生まれ、実家暮らし。 部活をやめたり、恋と踊ったり、会社を休んで船に乗ったり。 どこにでもあるふつうの生活に全力で翻弄されながら、転がるように走る日々。 どんな気持ちの時も読める、ふつうのエッセイできました。 ことばじゃ伝わりきらないけれど、 わたしの武器はことばでありたい。
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私の孤独な日曜日|月と文社
¥1,980
映えないからこそ、愛おしい。自分を見つめる17人の休日ひとり時間の過ごし方 休日のひとり時間、あなたは何をして過ごしますか?――世代やバックグラウンドの異なる17人による、ひとりで過ごす休日についてのエッセイ・アンソロジー。20代から50代まで、独自の視点と感性で文章を書く人たちに執筆を依頼。書き手の肩書きは、事務職、マーティング職、システムエンジニア、バリスタ、専門紙記者、大学院生、イラストレーター、書店店長、ライター、ひとり出版社経営者など。無名でありながらも、その人ならではの「孤独」の風景を持つ方々から、魅力あふれるエッセイが届きました。 誰かの「映えない」休日の裏にあるさまざまな孤独に触れることで、あなた自身の平凡な休日も、不思議と味わい深く感じられるかもしれません。 <目次> 休日のショッピングモールのことは大好きだけどたぶん僕とは相性が悪い…上ネズミ 渡り廊下…小黒悠 真夜中宇宙航海日誌…みすみ 脱衣…shun 何もしない。それもいい。…西谷恭兵 バーで孤独と乾杯したい…三毛田 中規模イオンで妄想する未来…澁谷玲子 僕と他人事と気分転換…中野 丁寧な暮らしはサザエさん症候群を打破できるのか…のろのろな野呂 布団のなかにいる…勝本育実 二十五時の国…青野朝 人が嫌いなわけではなくて…タムラ 出不精の言い訳…きのこやろう 社会から切り離された、いくつもの休日…鈴木豊史 さてどうしたものか…。…宇佐見明日香 日曜日の内野指定席B…伊野尾宏之 その舞台裏が愛おしい…藤川明日香
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島まみれ帳|ミロコマチコ
¥1,870
絵本作家で画家のミロコマチコが、奄美大島にとっぷりつかった濃厚な時間と、愛猫との暮らしをエッセイ・イラスト・写真で綴った、読みごたえたっぷりの一冊。 4ひきのねこたちとの奄美大島への移住、家づくりや巨大台風、夜中までつづく島のお祭り、島の子どもたちとのワークショップ、メキシコでの展覧会など...ブロンズ新社のWEB連載「ミロコあたり」が書籍になりました。
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ぼちぼち|藤岡みなみ【限定特典付】
¥2,200
藤岡みなみさんがラジオ「おささらナイト」で語った10年分の雑談をまとめたエピソードトーク集。 270本もの小ネタを少しずつ、読み進められます。1分でニヤリ、それがこんなに読めるなんて、というお得感もあります。 ぼちぼち、と隙間時間に読んでみてはいかがでしょうか。 それでは、聴いてください。 しゃべり続けて10年、 エピソードトーク大全。 限定サイン入りポストカード特典付き。 藤岡みなみ『ぼちぼち』 6月上旬頃発売・四六判・324p 装画・題字/藤岡拓太郎
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ゼリーのようなくらげ |髙田友季子
¥2,090
SOLD OUT
閉じこもる者たちの、閉じているゆえの破綻——。地方の町を舞台に、恐れ、怒り、無力感を抱えながら生きる女性たちのリアルを、繊細な筆致で描く4つの短編小説。徳島在住、三田文學新人賞佳作を受賞した注目の作家による初の小説集。 ”母が入院してから、夕食時に父がいないのは初めてだった。SNSを眺めながらドリアを口に運ぶ。相変わらず多くの人が怒っている。まともに国会で議論しない政府与党を批判する投稿にいいねをし、フェミニズムをテーマに作られた雑誌の宣伝をリポストする。スプーンが皿にあたる音が静かに響く。” (「金色のスープ」より) 五感に突き刺さる濃密な表現で女たちのやるせなさを突きつけてくる本書を読んでいると、おぞましいもの、厭わしいものをこそ真っ向から見据えろ、と叱咤される気がする。 推薦=小竹由美子(翻訳家) 読みながら登場人物たちの人生に思いを馳せると同時に、読者としての自分の人生も否応なしに続いていくという事実に圧し潰されそうになった。傑作だと断言できる。 推薦=岸波龍(機械書房) ■髙田友季子(たかた・ゆきこ) 1985年、徳島県生まれ。2017年、「乾き」で第23回三田文學新人賞佳作受賞。『徳島文學』や『巣』に作品を発表している。
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心の中で犬を抱きあげたあの日、自分に優しくなれた気がした|フクダウニー
¥1,650
しんどくてたまらない時は、心の中にふわふわの犬を飼いましょう 限界な心を無視して仕事を頑張るあなたへ、一生離れたくない大好きな存在がいるあなたへ。人間のままならない感情に寄り添い続けたい。 noteで反響を呼んだ愛犬に捧ぐエッセイの他、書き下ろしを多数収録! 読むたび心の中に春の風が吹く、やわらかくて暖かな手触りのエッセイ。 ******************************** かけてもらいたかった言葉、逆に言わないでほしかった言葉。 肯定されたかった気持ち、逆に否定されたくなかった気持ち。 全員に寄り添うことも全員の正解を出すことも絶対に出来ない。 でもあなたと、私ひとり分と思えば案外やれるかもしれない。 そんなことを考えながら書いた文章達が一冊になったのがこの本だ。 バスや電車の中 病室のベッドの上 ちょっとした待ち時間や休み時間 夜眠る前の布団の中 どんな時でも、どこにだって連れて行ってもらえたらと思う。 この本はどんな時どんな場所でも頑張りすぎるあなたのために書いたから。 私の紡いだ文字達が、あなたの背を優しく撫でますように。 あなたと私の毎日に一番の味方として寄り添いますように。 あと、古本屋で100円で売りさばかれませんように。(まえがき)
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巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある|古賀及子
¥1,760
ノスタルジーと、可笑しみと。 池袋、飯能、日本橋、所沢、諏訪、田園調布、高知、恐山、湯河原……。 自分の中の記憶を、街単位で遡る。そこから掘り起こされる、懐かしいだけでは片付かない、景色と感情。 気鋭のエッセイスト、最新書き下ろし。 『好きな食べ物がみつからない』が話題の、最注目のエッセイスト・古賀及子最新書き下ろしエッセイ。 幼い頃からの「土地と思い出」を辿ってみたら、土地土地、時代時代で、切ない! でもなんだか可笑しいエピソードが横溢!
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【サイン入り】ドロップぽろぽろ|中前結花
¥1,430
SOLD OUT
いま話題の中前さんの私家版エッセイ、サイン入りです! とても穏やかで優しい雰囲気が装丁からも伝わってきます。 ほっと一息つきながら、ゆっくりと読んでいただけたら嬉しいです。 初の単著『好きよ、トウモロコシ。』以来の書籍化。 中前結花、初の私家版エッセイ集です。 過去の作品に大胆に加筆し仕上げたもの5編と、書き下ろし6編を収録。 「ぽろぽろこぼした涙の記憶」をテーマにしていますが、 ちっとも悲しい本ではありません。 大真面目だけど、ちょっとおかしく、ちょっと切ない。 大人のあなたにこそ読んでほしい1冊です。 ページ数:187p 判型:B6判 装丁:飯村大樹 中前結花(著) 兵庫県生まれ。エッセイスト・ライター。2010年に上京。会社員を経て独立し、現在は多数のWebメディアで執筆中。2023年、初の単著『好きよ、トウモロコシ。』(hayaoki books)を刊行。2024年12月には、初の私家版エッセイ集『ドロップぽろぽろ』(初ZINE)を刊行しました。目標は、強くてやさしい文章を書くこと。
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一年前の猫|近藤聡乃 ナナロク社
¥2,200
『A子さんの恋人』『ニューヨークで考え中』で人気の漫画家・アーティストの近藤聡乃さん。 一緒に暮らす猫たちとの生活を描いたエッセイ7編と、 魅力的なカラーイラスト約20点を、本文、巻末の蛇腹、特典シールなど随所に収録した小さな作品集です。 【仕掛けが盛り沢山!】 文庫サイズの上製本に、金の箔押し、巻頭と巻末にはそれぞれ、二つ折り、蛇腹(四つ折り)の別丁扉付き。 さらに、特典シールも全ての本に挿み込み。すてきな小箱のような一冊です。 【本文より】 ニューヨークはもう冬である。今日の猫たちは一年たったら一年前の猫になる。来年もたぶん私は猫たちの誕生日を祝うのを忘れてしまうけど、一年前の猫たちの小さな声やあたたかさを忘れることはないだろう。 ■近藤 聡乃|KONDOH Akino 1980年千葉県生まれ。2000年にマンガ家デビュー後、アニメーション、ドローイング、エッセイなど多岐にわたる作品を国内外で発表している。主な著書に、コミックス『はこにわ虫』(青林工藝舎)、『A子さんの恋人』全7巻(KADOKAWA)、『ニューヨークで考え中』1~4(以下続刊・亜紀書房)、作品集『近藤聡乃作品集』、エッセイ集『不思議というには地味な話』(ともにナナロク社)など。
