20代で転職6回。
「圧倒的成長」をしたくない人のための、ドタバタ明るい転職のすゝめ。
こんな会社ばっかりの世の中なんて終わってる--。
個人誌『おいしいが聞こえる』『踊るように寝て、眠るように食べる』が異例の売れ行きを見せるひらいめぐみ、書き下ろし最新作。
生涯年収やキャリアプランよりも大事にしたいことがある人、転職に悩む人、働き方に悩むすべての人たちに送ります。
キャリアが積み上がらなくても、収入が減っても、辞めたくなったら辞める。
これが転職においてのわたしの譲れないポイントである。
”就職とか会社とかよくわからん、と思ってる人、だいじょうぶ、みんなわかってないから、と教えてくれる本だった。なんか違う、と感じたら体調を崩してやめてしまう、身体の敏感さがひらいめぐみの才能だと思う。仕事の内容よりも、仕事場の近くに川があるかどうか、のほうが熱心に語られている。僕も川のそばの倉庫で働いてみたくなった”(pha)
わたしも川のそばで働くの、好きです。
働き方はいろいろあっていい。
選び方もいろいろあっていい。少し肩の力を抜かせてくれる、柔らかい仕事についてのエッセイです。
■ひらいめぐみ
1992年生まれ。茨城県出身。7歳からたまごシールを集めている。2022年に私家版『おいしいが聞こえる』、2023年に『踊るように寝て、眠るように食べる』を刊行。好きな食べものはおでんとかんぴょう巻き。