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当事場をつくる―ケアと表現が交わるところ|アサダワタル

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自分が変わってしまうかもしれなというゾクゾク感
足を出すからそこに足場があらわれる
「倫理」と「楽しさ」が出会う場へ
──伊藤亜紗(美学者)

暴力を目撃しそこに居合わせることの当事者性を誠実に考え抜いた一冊
──信田さよ子(公認心理師・臨床心理士)

支援する/される関係を越えるため「当事者」から「当事場」へ。
当事者性をめぐる困難は「場」で分かち合う。

支援される側と支援する側の垣根を飛び越えるべく、
音楽表現を軸にした多彩な活動を繰り広げてきたアーティスト。
しかし、勤務先の障害福祉施設で重大なハラスメント事件が発覚。
「豊かな日常」を支えるはずの福祉現場にはびこる権力・暴力に直面したとき、何ができるのか?
葛藤し続けた先に著者が見出したのは、〈場〉づくりの重要性だった。

社会の「当たり前」をゆさぶってきた著者が、自身もゆさぶられつつ綴った、福祉・アートについての体験エッセイ。

“私たちはその「当事者になり得なさ」を深く受け止めた先に、もっとふさわしいやり方で「当事者性」を感受し、熟考し、他者と対話をするための〈場〉を創る行動へと移すべきなのではないか。僕はその〈場〉を、「当事場」と名づける。”(本文より)

■アサダワタル[アサダワタル]
文化活動家、近畿大学文芸学部准教授。1979年大阪生まれ。滋賀県立大学大学院環境科学研究科博士後期課程満期退学、博士(学術)。これまでにない不思議なやり方で他者と関わることを「アート」と捉え、全国の福祉施設や復興団地でプロジェクトやワークショップを実施。その経験を著作や音楽作品として発表している。CD作品『福島ソングスケイプ』(アサダワタルと下神白団地のみなさん)でグッドデザイン賞2022受賞。ホームヘルパー2級取得者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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