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【古本】死者が立ち止まる場所: 日本人の死生観|マリー・ムツキ・モケット

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母の国では、死者は毎年戻ってくる。

日本人の母とアメリカ人の父の間に生まれ、子どものときから母とともに、日本各地を旅した著者は、アメリカ人の父を亡くし、その喪失から立ち直ることができずにいた。多くの犠牲者が出た3・11の震災のあと、あらためて被災地はじめ、永平寺、高野山、恐山などをめぐり、盆踊り、精霊流し、お盆の行事などを体験していく。人はどのように死者を送り、親しい人の死を受け入れていくのか。仏教は答えをくれるのか? たくさんの人とともに祈りながら、著者は少しずつ心の折り合いをつけていく。ふたつの祖国をもつ著者の、日本文化論であり日本旅行記でもある。

■マリー・ムツキ・モケット
日本人の母とアメリカ人の父の間に生まれ、カリフォルニアで育つ。コロンビア大学を卒業後、作家として活躍している。「ナショナル・グラフィックス」などに寄稿。他の著書に『Picking Bones from Ash』がある。また2012年にはNHKのドキュメンタリー「亡き人の魂とともに」に出演している。

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