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湯気を食べる|くどうれいん

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エッセイ、短歌、小説など幅広い分野で活躍する注目の作家くどうれいんさんによる「自炊」エッセイ集です。

”やはり湯気の前に立つと、ああ、生きていると思う。
これまでよりもずっと自分の暮らしに(いいじゃん)(こんなもんじゃん)
と思える柔らかい夜が増えた。三十歳になって厨に立つと、
十代のわたしも二十代のわたしも横に並んでいるような気がする。”

幅広い分野で活躍する注目の作家・くどうれいんによる「食べること」にまつわるエッセイ集。「オレンジページ」の人気連載と河北新報での東北エッセイ連載に書き下ろしを多数加えた、心にひびく48編。
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【第一章】湯気を食べる

湯気を食べる
ディル?
それはまかない
南国の王様
愛妻サンド
アイスよわたしを追いかけて
福岡のうどん
鍋つゆ・ポテトチップス
棚に檸檬
白いさすまた
すいかのサラダ
くわず女房
ぶんぶん
庭サラダバー
手作りマヨネーズ
おどろきの南蛮漬け
かに玉ごはん
いい海苔
すだち
寿司はファストフード
シェーキーズってすばらしい
ピザは円グラフ
醤油はいずれなくなる

【第二章】風を飲む
萩の月
ほや
菊のおひたしと天ぷら
せり鍋
わかめ
うーめん
笹かまぼこ
お米は貰うもの
きりたんぽ
たらきく
風を飲む

【第三章】自炊は調律
自炊は調律
たまご丼
パン蒸し
好きな食べもの
献立は大行列
つくりおけぬ
ねぎとろ
ナッツと言いたかった
柿ピーの短刀
自炊の緑白黒赤
くる
スナップえんどう
渡したいわたし
お花見弁当

おわりに
初出リスト

■くどうれいん
作家。1994年生まれ。著書にエッセイ集『わたしを空腹にしないほうがいい』(BOOKNERD)、『桃を煮るひと』(ミシマ社)、『コーヒーにミルクを入れるような愛』(講談社)、絵本『あんまりすてきだったから』(ほるぷ出版)、第一歌集『水中で口笛』など。初の中編小説『氷柱の声』(講談社)で第165回芥川賞候補に。現在講談社「群像」にてエッセイ「日日是目分量」ほか連載多数。

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