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【古本】みずのした|中川正子

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写真家、中川正子さんの本格的なエッセイ。素敵な写真ももちろん同書に収められています。
日々、Instagramなどでも素敵な写真とともに精力的に文章を発信されている中川さんの今とこれまでをつなぐエッセイです。

以下、版元より。

辿ってきた道は、いまにどうつながっている?
過去の自分に宛てた、現代の私からのメッセージ。

「ある日、短い水路を豪速で往復する白鳥を見た。前傾姿勢になって、水面の下ではがむしゃらに脚をバタつかせている。そうせずにはいられないのがよくわかる。だって、わたしもそうだから」

中川正子はプロのフォトグラファーとして写真を撮り続けるかたわら、日記、ブログ、SNSを通じて、 ほぼ毎日のように自身の思いを言葉に書き残してきた。
なぜそんなにも表現し続けるのか。

50歳になったいま、過去に綴った自身の言葉を改めて振り返ってみる。甘くて、情けなくて、狂おし く、そして純粋な記憶のかけらが蘇る。水路で必死にもがく白鳥に苦笑いしながら小さな声で「がん ばれ」と応援するように、脇目も振らず走り抜けてきた自分にそっと言葉を投げ返してみよう。
______

中川正子にとって、本格的なエッセイ本の刊行は初の試み。本著を執筆するにあたり、過去に自身が 綴った日記やブログ、SNSの投稿を読み直し、記憶に強く残る17篇の“昔のわたし” をセレクト。発言 のひとつひとつにときおり茶々をいれつつも冷静に俯瞰。そのときに巡った感情や体験のすべてが“い まの私”にどう繋がっているのかを考えていく。
過去の自分と現在の自分の往復書簡。
進路、結婚、出産、育児、仕事。中川正子のするどい視点とまっすぐな気持ちが、あたりまえの日常を色鮮やかな思い出の波へと変えていく。

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どこまでも正直で透明
中川正子さんの綴る言葉はいつも
私の日常に散らばる
痛みをひきうけてくれる。

ー桜木紫乃(直木賞作家)


■中川正子|Masako Nakagawa
1973年横浜生まれ。写真家として、自然な表情をと らえたポートレート、光る日々のスライス、美しいラ ンドスケープを雑誌や広告、書籍などで発表する。 2011年東京から岡山に移住。写真のほかにもトーク ライブや執筆も手掛け、自身のアトリエ 「GATHER」ではイベントを開催。

これまでの代表的な仕事に、写真集『新世界』『IMMIGRANTS』 『ダレオド』『Rippling』『AN ORDINARY DAY』、 桜木紫乃との写真絵本『彼女たち』などがある。

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