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執筆当時、大学生だった著者の日々とアメリカ文学の関係性について、文学紹介でもあり、著者の日々の苦悩や起伏のある感情の動きを描いたエッセイでもあります。今だからこそ改めて、コロナ禍が彼女の生活に与えた影響はなにか、なにが私たちの暮らしから奪われていたのか、考えるきっかけにもなります。
著者 大阿久佳乃
発行 サウダージ・ブックス
定価 1800円+税
176ページ 46判変形 ペーパーバック
装丁 納谷衣美
初版発行日 2023年3月21日
”私の好きな小説の主人公に共通しているのは欺瞞やごまかし、半端な妥協に溢れているにもかかわらず平気な顔をして回り続ける世界への苛立ちを持っていることだ。苛立つのはそれが変わるのをどこかであきらめきれていないからだ。そしてこの間違った回り方をしている世界に馴染むまいとし、じたばたする。”
”遠いものが必要だ。それは今自分がいる場所の拒否ではない。広い世界の遠いところに、別の言語でじたばたしている人がいると知り、それが決して無意味な空しい試みではなく重要なものだと理解すること。そのことが、私が今ここにいる大地とその上に立つ脚を強くしてくれる。”
(「はじめに」より)
ソール・ベロー、スタインベックから、トニ・モリスン、アドリエンヌ・リッチまで。現代作家の小説や詩から、北米先住民の口承文学まで。J・D・サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の主人公ホールデンに自分を重ねる大学生で文筆家の著者が、アメリカ文学や海外文学を読みながら、《生活すること・生きること・感じること》について綴った18編のエッセイを収録。
各エッセイの末尾には、読書案内として、本書で紹介したアメリカ文学・海外文学などの本の情報を掲載しています。
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